
千曲市上山田の市城山史跡公園「荒砥(あらと)城跡」の個人入場者が25日、1995年6月の開園から10万人に達し、記念セレモニーが開かれた。荒砥城跡は来年のNHK大河ドラマ「風林火山」のロケ地にもなっており、市側は「今後の観光振興につなげたい」と話していた。
10万人目は、新潟県上越市の高校教諭、坂部隆晴さん(59)。妻のハル子さん(55)と初めて訪れた。「10万人目と聞き驚いた。城跡から展望できる山国の景色は心安らぐ」と隆晴さん。ハル子さんは「思い出を深めるためにも大河ドラマは絶対見たい」と話した。
市によると、荒砥城はかつて一帯を支配していた豪族・村上氏の一族の山田氏が、1520年代に築城したとされる山城。川中島の戦いに伴う上杉と武田の争いの舞台になった。武田氏滅亡後の1584(天正12)年、同城に陣取った武将・屋代秀正が上杉軍に攻められ落城、廃城になった。
【写真説明】「荒砥城跡」10万人目の入場者となった坂部隆晴さん(中央)と妻ハル子さん(左)








