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信玄ゆかりの文書 千曲の歴史館で展示

2007/2/07 信濃毎日新聞掲載

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 県立歴史館(千曲市)は3月30日まで、武田信玄に関する県宝指定の文書4点を、常設展示室で公開している。同館は「当時の史料から戦国武将の息吹を感じ、歴史への興味を広げてほしい」と話している。
 4点はすべて県宝「守矢家文書」の一部。諏訪大社上社の神長官(筆頭神官)を代々務めた守矢家に伝わり、現在は茅野市の史料館が保管している。大河ドラマ「風林火山」が放映され、武田信玄などへの関心が高まっていることなどから、史料を借り受け展示した。
 4点のうち3点は信玄が守矢家に送った書状。「越国衆出張(でばり)に就き父子出馬候」などと記された書状は、上杉方の進攻に対して信玄父子が出陣したことを記しており、守矢家に戦勝祈願を命じた内容。上社の宝鈴を参拝者が鳴らすたびに、一定額のさい銭を徴収するよう命じた文書もある。
 書状でない史料1点は、当時の神長官守矢頼真が1542-52年にかけて書いた記録。信玄の諏訪進攻の様子などを記している。
 また、入り口ホールでは、川中島合戦に参加した武田、上杉両家の武将の浮世絵(複写)も3月3日まで展示。問い合わせは同館(電話026・274・2000)へ。
【写真説明】県立歴史館で展示している武田信玄の書状