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ドラマで入館者急増 上田の歴史館・博物館

2007/5/24 信濃毎日新聞掲載

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 戦国武将の真田氏ゆかりの品々を収蔵、展示する上田市の市立博物館(二ノ丸)と真田氏歴史館(真田町本原)の入館者数が、昨年11月-今年4月の半年間で計5万204人に達し、前年度同期に比べ1万7300人余、52%増となっている。NHK大河ドラマ「風林火山」の影響とみられる。両館はこれを機に収蔵品を融通し合うなど、繰り返し訪れるリピーターを増やす工夫をしていく考えだ。
 半年間の入館者数は、市立博物館が4万4700人余、真田氏歴史館が5400人余。市立博物館の4月の入館者は2万1400人余で、前年4月に比べ8400人余、65%増。上田城跡公園にあり、首都圏や関西からの花見客が立ち寄ったことも大きい。一方、真田氏歴史館も4月は1800人余が入館、前年の2・6倍と大きく伸びた。
 市立博物館は真田氏や松平氏ゆかりの武具、美術工芸品、蚕業の資料などを展示。ドラマ「風林火山」には真田幸村の祖父幸隆も登場し、上田も舞台になっている。放映に合わせ武田軍の長槍(やり)を特別公開。26日から「武田氏と上田地方」と題した連続講座も予定し、高まった郷土史への関心に応えていく考えだ。
 真田氏歴史館はパネルやNHKドラマ「真田太平記」で使われた鎧(よろい)などを常設展示しているが、専従の学芸員がおらず、企画展を開いていない。今後、市立博物館や市池波正太郎真田太平記館から企画展示の指導も受けるなど連携を深め「真田氏発祥の地をPRしたい」としている。
【写真説明】入館者が急増している真田氏歴史館=上田市真田町本原