
諏訪地方の市民グループ「諏訪清談会」は16日、諏訪市図書館で公開講座を開き、東大名誉教授の宮坂広作さん(75)=諏訪市上諏訪=が「風林火山フィーバーへの反省」と題して講演した。NHK大河ドラマ「風林火山」の放映を受け、諏訪地方で高まっている戦国時代への関心や観光面での取り組みについて持論を展開。約50人が聴講した。
宮坂さんは、大河ドラマの登場人物武田信玄が他国を侵略して権力と富を奪った側面を指摘。ドラマに相乗りする形の観光キャンペーンに「お金を落としてくれさえすればいい-というのだとしたら、いかがなものか」と注文を付けた。
一方で、諏訪地方各地で戦国時代や信玄を研究する専門家を招いた講演やシンポジウムが開かれていることは歓迎。「歴史の真実を話してくれており、良いことだと思う」とした。
諏訪清談会は諏訪地方の約20人で構成。文化や政治などをめぐる発表や議論の場として月1回、講座を開いている。








